地域社会と施設を守る誇りと使命感を胸に - 「安全・安心」を守る企業だからこそ震災被災地の最前線でできたこと
という想いを胸に、あくまで安全・安心を提供するという使命感、そしてその道のプロフェッショナルとしてのプライドが彼らを突き動かしていた。
○地域社会への貢献に向けた利用者への「安全・安心」の提供
被災地での奮闘に加え、被災地で不足する資材の調達や自動販売機への商品の充填などの後方支援も各地で進められた。「安心してお客様が買い物をできる状態をすぐに復旧する」という同社が掲げた目標に向かって、例えば、震災直後より飲料水のペットボトルは通常の2倍近く入手するよう手配を進めた結果、関東や東北地方で品切れの自販機が続出する中、同社が提供する自販機では、ギリギリであったとするが、最後まで品切れをすることなく飲料水の提供が続けられた。
また、同震災を契機に、イオングループ全体としてのBCP対応の強化も加速しており、そうした店舗の耐震補強工事なども同社が担当しているという。
あれから4年。東北各地で営業を続けるイオン各店には連日、多くの人が訪れるようになった。来店した人たちが1人でも多く、安全・安心・快適な環境で買い物をできるようにするべく、今日もイオンディライトで働く人々は自分たちがそうした環境を生み出すという強い想いの下、活動を続けている。