くらし情報『「被災地の成功モデルを活かしてほしい」 - 東日本大震災から4年、ヤフーの被災地の"伝え方"』

「被災地の成功モデルを活かしてほしい」 - 東日本大震災から4年、ヤフーの被災地の"伝え方"

昨年の「Search for 3.11」では、ヤフーと接点のない著名人も多数参加(検索したというTwitter上の呟き)しており、想像以上の反応で250万人の検索、2500万円という寄付に繋がったという。

○生産者との繋がりがキーに

ヤフーの復興支援のコアは宮城県石巻市にある「ヤフー石巻復興ベース」だ。ここを拠点に、被害を受けた東北の主要3県の生産者との繋がりを深めている。

「例えば、2012年12月にオープンした復興デパートメントは、スタートが5店舗、1700商品でしたが、現在は34店舗、3082商品まで拡大しています。これは、石巻ベースで培った現地の方との関係も大いにあります。

現地の人は、ITに対してあまり明るくないことから、NPOなどが出品代行という形で関わっています。私たちも流通を整備するといった側面のサポートまで行っています」

復興デパートメントでは、様々な商品を取り扱っているが、「おやじのおまかせセット」や牡蠣を缶にぎっしり詰め込んだセットなど人気の定番商品ができつつある。こうした成功例を元に、新たな商品開発を側面から支援している。
ただ、ここで問題になるのは、やはり"露出"だろう。

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