くらし情報『東日本大震災から4年、オフィスの地震対策に効果的な方法とは』

東日本大震災から4年、オフィスの地震対策に効果的な方法とは

また、個々のデスクを整理しておくこと、通路に物を置かないことも、避難をスムーズに行う上でのポイント。

2.キャビネット
背が低ければ、倒れても避難経路を完全に塞ぐということはない。通路沿いに置くことは推奨できないが、置かざるをえない場合は固定しておく必要がある。

3.オープンラック
上下を固定した上で、軽いものは上、重いものは下に収納する。また、側面と側面をつなぐようにベルトをつけると、落下防止効果が期待できる。

4.コピー機
コピー機は重心が高く重量があるため、実は揺れに対して弱い。さらに、キャスターのついているものでは、ロックが掛かっていても大きな揺れでロックが外れて移動、あるいは転倒するという可能性もある。対策としては、キャスターをロックした上で、固定のための下皿を敷き、ワイヤーなどで壁に固定する。


5.電子レンジ
弁当のあたため用に設置している職場も多い電子レンジ。棚においてある場合は、耐震用粘着マットなどで固定する必要がある。ただし、棚自体が固定されていないと電子レンジの重みで重心が高くなるので、大きく揺れた際非常に倒れやすくなる。棚自体の固定も忘れずに。

6.冷蔵庫
コピー機と同様かなりの重量があるため、地震の揺れで人にぶつかると、大けがにつながる。

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