GTC 2015 - 「ディープラーニング」にGPUの未来を賭けるNVIDIA
また、搭載メモリは12ギガバイトとなる。価格は999ドル。
Geforce GTX TITAN Xは、もちろん、ゲームやグラフィックスで利用できるもので、そうした紹介も行われたが、ジェンスン氏は、Geforce GTX TITAN Xでのディープラーニングの処理速度を紹介した。
Geforce GTX TITAN Xの詳細な仕様やパフォーマンスについては、下記の記事を参照されたい。
○ディープラーニングを対象とした「DIGITS DevBox」を5月に出荷
次の製品は、まさにディープラーニングを対象とした製品だ。NVIDAのディープラーニング用のソフトウェアパッケージ「DIGITS Deep Learning GPU Training System」とこれを高速で実行できる「DIGITS DevBOX」だ。DIGITSは、すでにディープラーニング用として利用されているCaffe(UCバークレー開発のディープラーニングフレームワーク)を中心に、Torch(Luaスクリプトを使うディープラーニングライブラリ)、Theano(Pythonを使うディープラーニング用ライブラリ)などをサポートし、GPU側のインタフェースやユーザーインタフェースなどをまとめたソフトウェアパッケージで、オープンソースとして入手できる。