くらし情報『GTC 2015 - 「ディープラーニング」にGPUの未来を賭けるNVIDIA』

GTC 2015 - 「ディープラーニング」にGPUの未来を賭けるNVIDIA

このDIGITSが導入されているディープラーニング開発者向けのハードウェアが「DIGITS DevBox」だ。ただし、DevBoxは、いわゆるワークステーションクラスのPCであり、そこにTITAN Xを装着して利用する。OSとしてはLinuxが採用されていて、前述のようにDIGITSが導入されている。2014年の5月から出荷開始で、価格は15,000ドル。

●次世代GPU「Pascal」の性能を紹介 - ディープラーニングではMaxwell比で10倍
○次世代GPU「Pascal」の性能を紹介 - ディープラーニングではMaxwell比で10倍

3つ目のアナウンスは、GPUのロードマップだ。2014年のGTCでは、Maxwellの次がPascal、その次がVoltaということが明らかになり、Pascalについては、3DメモリやNVLink(CPU、GPUを接続するリンク。2014年の時点ではIBMのPowerプロセッサが対応予定となっていた)などを搭載するとしていた。

今回も基本的なロードマップは同じで、Pascalは2016年の投入を予定する。
性能はMaxwellの2倍で、NVLinkや3Dメモリ採用という点も変わっていない。

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