GTC 2015 - 「ディープラーニング」にGPUの未来を賭けるNVIDIA
を動作させた場合、6億3000万の接続点で1秒間に1160億接続点分の処理が行えるという。
また、ディープラーニングを使うことで、例えば、歩行者の一部が車の陰に隠れていても認識が可能になり、路肩に止まっている車のドアが開いていれば、その分、自分が走行できる領域が狭くなるといったことも検出できるとの説明もあった。
さて、このように基調講演は、ディープラーニング一色という感じで、2014年までのゲームやグラフィックスが主体だったGTCとは大きく変化した。NVIDIAは、ディープラーニングをGPGPUに最適な応用分野、あるいは「キラーアプリ」ととらえ、これまで続けてきた「車載」や「モバイル」、「科学技術計算」といった製品分野での取り組みをさらに強化することを決めたようだ。