短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第16回) - 更なる加速を見せるWindows 10 ビルド10041
以前のビルドでもコンテキストメニューを利用してウィンドウを別の仮想デスクトップに移動することは可能だったが、さらにビルド10041はウィンドウのドラッグ&ドロップによる、ウィンドウの移動をサポートしている。具体的には[Win]+[Tab]キーなどで仮想デスクトップの選択画面に移行し、ウィンドウのサムネイル部分をドラッグ。するとタイトルバーと切り離されるので、そのまま仮想デスクトップ(のサムネイル)にドラッグして移動するといった具合だ。
上図をご覧になると分かるように、仮想デスクトップのサムネイルが並ぶ画面下部にあった新規作成ボタンは右端に移動し、新たな仮想デスクトップの作成以外にも、前述したウィンドウのドロップ先として利用できる。また、"フィルタリングタスクバー"と称する機能も加わった。分かりやすく述べれば、Windows 8.1をマルチディスプレイ環境で使用し、<タスクバーをすべてのディスプレイに表示する>を有効にした状態で、「タスクバーボタンの表示先」を「開かれているウィンドウのタスクバー」を選択した状態と述べると伝わるだろうか。もっとも同機能は実装を決めたものではなく、Aul氏も「今後ユーザーフィードバックに基づいたテストを行う」