『マトリックス』から完全進化! ウォシャウスキー監督オリジナル新作『ジュピター』に迫る!
それが『マトリックス』に衝撃を受けた世界中のファンの願いだろう。
2015年、ついにファンの期待に応えた作品が登場する。原作、監督、脚本のすべてをウォシャウスキー姉弟が担当する『ジュピター』だ。初代『マトリックス』から実に16年。再びウォシャウスキー姉弟が世界に衝撃を与えるときがきた。
○映像の圧倒的な美しさとリアリティを実現
『ジュピター』は、地球が宇宙最大の王朝に支配されていた――という壮大な世界観で描かれるSF映画。地球で毎日不満を抱えながら生活している少女・ジュピター(ミラ・クニス)は、異星の賞金稼ぎケイン(チャニング・テイタム)との出会いをきっかけに、自分が宇宙最大の王朝の王位継承者であることを知り、人類の支配権をかけて運命の戦いに挑んでいくことになる。
これこれ!『マトリックス』でウォシャウスキー姉弟を知った僕らとしては、こういう壮大な世界観で、なおかつ彼らがオリジナルで生み出した映画が見たかったのだ。
何しろ『マトリックス』から16年である。今見ても『マトリックス』の映像は十分すばらしいものではあるが、どうせなら最新技術を駆使したウォシャウスキー姉弟の作品が見たいじゃないか。