山田祥平のニュース羅針盤 (46) Googleがインターネットの正義の味方大募集中
また、そのあとは、参加者がグループに分けられ、東京会場では「中学生の間で年賀状を流行らせよ」というテーマが与えられ、グループ単位でのディスカッションを経て、それぞれのグループがアイディアをプレゼン披露した。これは、与えられたテーマに基づいて、どうすればそのテーマを効果的に実現できるかの実践をトレーニングするものだ。
午前中のセッションではインターネットの安全について、個人情報の重要性、情報の公開範囲の配慮、誹謗中傷などで他人を傷つける可能性の回避といったことが、生徒諸君を交えてディスカッションされた。父兄がインターネット詐欺に遭ったことなど、さまざまなエピソードが飛び出し、インターネットの危険が身近なものとして体験されていることがわかる。
生徒諸君はほぼ全員が携帯電話を持っているが、LINEやTwitterを半分くらいが利用、facebookとなるとチラホラという状況で、よく見るサイトはニコニコ動画とYouTubeといったプロフィールだ。決して全員がヘビーなインターネットユーザーではない。
Google側からは、
投稿する前に考えよう
自分の情報を守ろう
設定を理解して、使いこなそう
詐欺に気をつけよう
ポジティブに
というポイントが挙げられ、ちょっとした工夫でみんなが安心してインターネットを使えるようにする方法は必ずあるという指針が示された。