くらし情報『不妊症の原因にも - 女性のおりものに変化が現れる性感染症とは』

2015年3月24日 09:51

不妊症の原因にも - 女性のおりものに変化が現れる性感染症とは

○抗生剤で治療し、必ず再検査を

性器クラミジア感染症は発症まで1~3週間、淋菌感染症は2~7日ほどが一般的とされている。どちらも検査自体は、感染した可能性があった日から2~3日経っていれば可能。もし感染が認められたら1~7日間、抗生剤で治療する。性器クラミジア感染症では服薬、淋菌感染症では筋肉注射や静脈注射などを行う。

また、正しく服用しないと不完全治癒の可能性もあるので、治療後に再度検査を受け完治を確認することが好ましい。性器クラミジア感染症の場合は、治療終了後から3~4週間後、淋菌感染症の場合は、治療後3日以降に再検査するのがベストだ。

「特に淋菌感染症は、抗生剤が効かない耐性菌の問題もありますので、医師の指示に従って治療を受け、完全に治すことが大切です。オーラルセックスで咽頭(のど)に感染しても、症状を感じることは少なく、気づかないままパートナーへの感染源になることもあるようです。
オーラルセックス時にも、必ずコンドームを使用してください」。

女性は自覚症状が無いことが多いので、少しでも違和感を覚えたら、まず検査してみることが大切だ。いきなりの検査に抵抗を感じる場合は、自分で検査できるキットを使うという選択肢もある。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.