退職率約2%のワケ - 中途採用者を積極的にサポートする“人と人をつなぐ”施策とは?
「同期」というと新卒入社では必然として生まれるヨコのつながりを、中途入社の場合であっても作ることにこだわっている、とのこと。このランチ会をきっかけに、“●月同期会”というインフォーマルなコミュニティが自発的にできているそうだ。
そしてもうひとつ、「コミュニケーションパートナー(CP)制度」もユニークな取り組みだ。ビジネスの現場では日々の業務に関わる内容から、オフィスの生活ルールといった細かな部分まで実にさまざまな課題や疑問が発生してくる。最初のうちは良いが、次第に「こんな些細なことまで毎回聞いて仕事の邪魔にならないだろうか」といった感情が芽生えてくることもあるだろう。そこでリクルートテクノロジーズでは、同社や部署特有の仕事の段取りに関する助言に加え、生活周りや事務処理系のサポートを行うCPを、各中途社員に対してマンツーマン体制で業務の1つとして任命。余分な気遣いや遠慮を払拭し、不明点を解決しながらのびのびと仕事ができる環境を整えている。CPは入社前に顔合わせを行い、期間は半年から1年。
メンター的な存在として、中途入社者をすぐそばで支えてくれるのである。
○前向きに、その人らしく、活躍してほしい
毎月初旬に中途採用者向けの入社式を開催しているのもリクルートテクノロジーズの特徴といえる。