くらし情報『ゲーム開発のデバックを請け負うソフトギア、KDDIが出資した狙いは』

ゲーム開発のデバックを請け負うソフトギア、KDDIが出資した狙いは

これを開発者に追わせるのは負担が大きすぎる」(青木氏)と指摘する。これに対してソフトギアは、バグの原因を示すログを特定することで、開発者の負担を軽減できるという。

デバッグ作業を請け負ったソフトギアは、ゲームの開発会社からゲームの仕様書とバイナリーファイルを受け取り、テストサーバーに接続してデバッグを行なう。「サーバー側のログが足りない部分については、開発会社に対してログを出すよう要求する」(青木氏)などの指示を加えつつ、デバッグを進めるとしている。

ソフトギアはこのデバッグサービスを2014年夏から提供。KDDIは、今回の出資に先立ってトライアルとしてデバッグを依頼し、その結果として「ソフトギアは、単なるバグ報告ではなく一歩進んだ解析ができる点を評価した」と千葉氏は話す。

ソフトギアはその背景について、「ゲーム向けのミドルウェアや通信ライブラリを提供しているため、豊富な開発経験がある」(青木氏)と説明する。

○設計段階からの開発コンサルティングも視野に

ゲームの開発会社として、ソフトギアにローンチ前のゲームの仕様を開示することに抵抗はないのだろうか。
青木氏は「コンテンツ本体やソースコードを、外部の企業に公開することに抵抗のある企業は多い」

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