くらし情報『「今さら聞けない ! 」マーケティング担当者のためのアドテクノロジー (5) 「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」をおさらい!』

「今さら聞けない ! 」マーケティング担当者のためのアドテクノロジー (5) 「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」をおさらい!

状況などを活用することが多いほか、今後は位置情報をはじめとしたモバイルからの情報が積極的に活用されるでしょう。

さらに、顧客の細分化(セグメンテーション)で考慮したい視点が2つあります。

1つ目は、自社に関連したデータのみに偏らないようにすること。偏ったデータセグメンテーションは、データを取得しやすいインターネット系企業に多いように思います。

2つ目は、競合を同業種のみに絞らないようにすること。たとえば、「隙間時間」におけるスマホ利用は、メール・検索・動画・ゲーム・電子書籍など、さまざまな業種をまたがります。従って競合は、同業会社だけではありません。また、利用者もそのような分類でサービスを選択していません。


「自社にとって意味があるのか」といった軸や、切り口を発見することが重要ですが、顧客は、企業側が定義した通りに思考しているわけではないので注意が必要です。

○ターゲティング : Targeting

ターゲティングとは、自社製品を市場に投入する際、どの顧客層(セグメント)を標的市場(ターゲット)にするかを決めることです。企業のリソースは限られており、自社の製品・サービスが訴求しやすく、競争力を持つ顧客セグメントを選択することが求められます。

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