くらし情報『日本の屋根を最も知っているからできること - シャープの太陽光パネル生産拠点「堺太陽電池工場」を見る』

2015年4月10日 16:21

日本の屋根を最も知っているからできること - シャープの太陽光パネル生産拠点「堺太陽電池工場」を見る

BLACKSOLARも、高品質の量産を実現できる堺太陽電池工場だからこそ実現できるものだ」と語る。

シャープは単結晶太陽電池「BLACKSOLAR」を、住宅向け製品の主力に据えている。

BLACKSOLARは、バックコンタクト構造を採用することで、従来は表面にあったマイナス電極を、プラス電極とともに裏面に配置。これによって、表面の全体で受光できることができるのが特徴だ。

「電極部によって発生する集光のロスを排除。セル全体で光を受けるため、従来製品では94%だった受光面積が100%になる」という。

また、同社独自の微細加工技術により、裏面電極の銅配線は200本以上としたほか、120μmレベルというセルの厚みを実現。一般的な太陽電池セルに比べて約40%薄型化したという。


「裏面電極に使用している微細加工技術は、一般的な太陽電池に比べて10分の1。高出力化するとともに、信頼性向上を実現している」と胸を張る。2015年モデルでは、220Wの出力が実現できるという。●日本のソーラーパネル設置家屋の半数はシャープ製
○66万件の屋根パターンを蓄積

シャープのソーラー事業の強みは、モジュールの強みだけではない。

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