くらし情報『日本の屋根を最も知っているからできること - シャープの太陽光パネル生産拠点「堺太陽電池工場」を見る』

2015年4月10日 16:21

日本の屋根を最も知っているからできること - シャープの太陽光パネル生産拠点「堺太陽電池工場」を見る

ソリューションという領域にまで広がっている点が見逃せない。

1つめは、モジュールの設置ノウハウの蓄積だ。

シャープでは、日本のソーラーパネル設置家屋の約半分にあたる約68万件の実績を持ち、それをもとにして66万件の屋根パターンをCADデータとして蓄積している。

「日本の屋根を最も知っているのがシャープ。サイズが異なる太陽電池モジュールを組み合わせることで、最も効率性が高い太陽電池モジュールの配置とともに、屋根と一体化した美しい外観を実現できる」とする。

また、モジュールで20年間、システム機器で15年間という長期無償保証もシャープならではのものだ。「これも、堺太陽電池工場でセルからモジュールまでを一貫生産するからこそ実現できるサービス」だと語る。

2つめは、クラウド蓄電システムとの組み合わせだ。


蓄電池に「クラウド」という名称が付くように、クラウド上のサーバと連携することで、時間ごとの電気料金の変化や、それぞれの地域の気象の変化を捉え、蓄電する電気量を可変するといった制御が可能になる。これから雨が降るという予報が出ていた場合には、蓄電量を多めにするといった具合だ。

「クラウドにつながることで、賢く電気を使う暮らしを提案できる」

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