2015年4月22日 10:22
「Lync」は「Skype for Business」に - MSがブランド名を刷新、デザインもSkype化
に変更することが2014年11月にグローバルで発表され、2015年4月14日には米国でSkype for Businessが正式にロンチしている。これに合わせて日本国内においても、2015年4月中旬より順次、既存のLyncユーザーをSkype for Businessにアップデートしていくという。
織田氏は、すでにLyncを導入している企業ユーザーからの、Skype for Businessへの期待の声を取り上げた。「ヤマハ、資生堂などの企業では、コスト削減やスピード、生産性の向上に役立つとの声がある。アスクルやパソナは女性比率が高いという特徴があり、女性のさまざまな働き方をサポートするダイバーシティの観点からも支持を得ている」として、Skype for Businessをワークスタイル改革のための中核的なツールと位置付けた。
企業用途以外でも、教育面での利用も促進していくという。すでにマイクロソフトは教育機関向けに「Office 365 Education」を無償で提供。さらに、4月1日からは学校教育法施行規則改正により、全国の高校における遠隔授業が解禁されたという。
織田氏は「慶応義塾大学SFC研究所との間で、Skype for Businessの教育利用を研究開発していくことで合意した。