GPS&スマホ連携の時計を持って世界一周! オジサン二人珍道中! - 第1回【出発編】
レベルの思い付き話が、そうそう仕事になるわけがない。
…が、甘かった。
編集H氏はこの話をみるみる現実にしてしまったのだ。しかも、企画はいつの間にか「世界一周」という仰々しいものとなった。なにゆえ世界一周!?
H氏「世界各地のタイムゾーンで、時計の時刻を実際に合わせてみようというサブ企画を付けました。これでビジネスになりますよ」(ドヤ顔)
「カシオから借りてる時計が2本、手元にあるんですよ」(H氏)と、GPSハイブリッド電波ソーラー時計「OCEANUS OCW-G1000」と、スマホ連携できる「EDIFICE EQB-510」まで持ち出してきた。
やれやれ、デキる男もこんなときは困りものだ。しかし、それを後で記事にするんですよね。
各地で時計の時刻を合わせるだけでは、記事にならないでしょう?
H氏「えぇ、これはあくまでもサブ企画。メインとしては、私と青木さんで"現地で何か面白いこと"をしてこい、というのが編集部の意向です。時刻合わせは、そのついでということで(これはこれで自分もけっこう辛いんですよ)」
「現地で」「何か面白いこと」「ついでに」。これほど無責任な響きを持つ言葉を私は他に知らない。