くらし情報『ソニーのテレビ事業、11年ぶりの黒字 - 2014年度決算』

ソニーのテレビ事業、11年ぶりの黒字 - 2014年度決算

は売上高が8.2%増の5,446億円、営業利益は88億円増の590億円。デジタルストリーミング配信の売上が増加した。ただし、音楽ディスク事業については、「国内では利益を計上しているが、海外事業では2年間合計で約500億円の損失を計上しており、CFOとして大変反省している」と述べた。

「金融」は売上高が9.0%増の1兆836億円、営業利益は230億円増の1,933億円。その他事業は売上高が42.8%減の4,911億円、営業損失は327億円増となったものの、1,034億円の赤字となった。

一方、分社化のスケジュールについては、2015年10月にビデオ&サウンド事業を予定通り分社化することを示す一方で、「他のセグメントは具体的に言える段階にはない」(ソニー経営企画管理部シニアゼネラルマネージャー VPの武田和彦氏)と述べた。

今回の業績発表では、11年ぶりとなるテレビ事業の黒字化が大きな成果だったといえるが、2015年度の黒字幅も小さく、以前として販売台数の縮小路線を余儀なくされることを考えれば、吉田CFOが語る「病み上がり」という言葉は、テレビ事業にも当てはまるだろう。

その一方で、中期的な成長を担うデバイス事業が、その軌道に乗っていることを示した点では大きな成果がある。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.