ソニーのテレビ事業、11年ぶりの黒字 - 2014年度決算
「売上高は円安がプラスに影響している。利益については、モバイル・コミュニケーションズ分野が悪化したが、デバイスを中心に損益が改善。2014年度の構造改革は、ほぼ予定通り実行ができた。販売会社で20%、本社30%として固定費削減は達成。2015年度見込みで1,100億円の費用削減(2013年度比)を実現できる」とした。
セグメント別の業績は、「モバイル・コミュニケーションズ」の売上高が前年比11.0%増の1兆3233億円、営業損失は2,330億円減のマイナス2,204億円の赤字。「営業権の減損により、1,760億円を計上しており、これを除くと444億円の赤字になる。ドル高や引当金が赤字の要因」とした。
「ゲーム&ネットワークサービス」の売上高は前年比33.0%増の1兆3,880億円、営業利益は669億円増の481億円と黒字転換した。PS4が好調を維持。PS4は前年度の750万台に対して、1,480万台を出荷したという。
「イメージング・プロダクツ&ソリシューション」は売上高が2.9%減の7,200億円、営業利益は284億円増の547億円。「高付加価値ビジネスが好調であった」