大倉忠義、 大竹しのぶとの舞台「やっと実現」杉野遥亮は初の舞台出演
6月に東京・Bunkamuraシアターコクーン、7月に京都・京都劇場の上演を予定している。
○大竹しのぶ コメント
ユージン・オニールの作品は『喪服の似合うエレクトラ』(04年上演)以来、二度目の挑戦です。今回も精神を病みそうな作品で(笑)、“頬に手を触れる”とか“肩にかける”といった繊細なト書きの一つ一つに、孤独と愛があふれていると感じます。演出のフィリップがその意味を全部わかるように説明してくれると思うので、とても寂しいお話だけど、すごく幸せな舞台になると思います。フィリップの稽古場は、他の方へのノートを聞くだけでも鳥肌が立つくらい、本当に発見が多くて楽しいです。どんな道を通ってもいつかは到達点に辿り着ける、そう信じて皆で旅をしているような感覚。今回も役者4人とフィリップで、濃密な旅に出かけることになるだろうと楽しみにしています。
家族のスリリングな会話劇から、今、その場で起こっている現実、愛や人生を目の当たりにしていただきたい。
何か大きなものをズシッと受け止めた…、そんな感触を与えられる舞台を目指したいと思います。
○大倉忠義 コメント
以前から、大竹しのぶさんに「一緒に舞台をやりたいね」