少額でできる積み立て - "日経平均2万円"が気になる人へ、投資信託編
という結果になります。
相場が思うように上がらず停滞したとしても、大金を注いでいるわけではないので、大損する心配もありません。逆の発想で、「相場が下がればその分安い値段でたくさん買える」と思えば、長い目で見て将来の資産づくりの基礎を築けることにもなります。
短期的な利益を狙う投資と違い、時間をかけて資産をつくっていくという意味合いが強い積立投信。それだけに、投資先が長い目で見て値上がりが期待できるかどうかが重要。積立を始めてからも、損益に一喜一憂するのではなく、将来的な視野に立ってファンドを眺める視点が必要です。値下がりしたからたくさん買えるといっても、先々好転する可能性が低いならあきらめて一旦損切りすることも必要となります。逆に、好調に上昇を続けている状況だからと楽観ばかりしているのも危険です。
ある程度相場の上昇が続いているようだったら一部の利益を確定するといった判断も大切です。
このように、積立投信は手軽にできる投資商品ですが、投資したお金をいつ売るかということは自分で決める必要があるので、放置せずに半年に1回など定期的に、投資総額や残高、平均投資単価、ファンドの運用状況などをチェックしましょう。