石川県の七不思議? 住所に「イロハ」「甲乙丙」「子丑寅」など謎の地名が
金沢市田上町(たがみまち)では、「耕地整理」と読める表現も。土地の整理をしていたから「耕地整理」となったのだろうか。県南部にある小松市の蓮代寺町(れんだいじまち)には、「ハ甲」「ル乙」など、片仮名と漢字を組み合わせたバージョンも。
更に面白いのが、金沢市末町(すえまち)。ここには、数字と平仮名の「の」を組み合わせた表記がある。「数字だけでいいのでは?」と思ってしまうが、「の」も重要なのだろう。県北部にある中能登町(なかのとまち)の金丸(かねまる)駅近くには、「又」と平仮名の組み合わせも。見れば見るほど不思議な表記だ。
○県外の人には不思議 でも石川県民にとっては当たり前
県外の人から見ると、どうにも不思議な石川県の住所表記。地元の人たちは、どう思っているのだろうか。リサーチしてみたところ、「物心ついた時から片仮名が入っていたので、疑問に思ったことはなかった」「県外でも同じような住所があるものだと思っていた」など、当たり前のように受け入れている人がほとんどだった。
ただ、「県外の友達に”甲”の入った住所を教えたら驚かれた」「通販に電話した時、片仮名入りの住所を伝えたら、”片仮名の○ですか”と不思議がられた」