日本参入から1年、米PubMatic CEOが見る「日本のデジタル市場 現状と課題」
取引が可能となります。
―― 日本市場へは、PubMaticのほかrubicon projectも参入し、ローカルSSP事業者も多く存在しますが、どう差別化していますか
ゴエル氏 : 弊社は、パブリッシャーサイドにて9年間事業を展開してきました。これにより得ることができた知見やデータ、そして技術が他社とは異なる点だと自負しています。
たとえば、弊社は約300名のエンジニアを抱え、積極的な技術投資を行ってきました。これにより、多くのIPを保有することができたほか、モバイルやネイティブ、動画といったすべての広告フォーマットへの対応を実現しています。
また、9年にもわたりSSPを専門に事業を行ってきたことや、日々約65テラバイトのデータを扱っていることで、他社と比較し、豊富なデータと知見を蓄積していると思います。これは、パブリッシャーのニーズにあったパッケージの提供や価格設定のサポートを可能とするだけでなく、製品そのものに奥行を与えています。
―― 2015年4月時点では、動画広告やネイティブ広告への対応は米国のみのようですが、日本でリリースする予定はありますか
ゴエル氏 : そうですね。