2014年2月6日 11:22
ネット銀行にも『半沢直樹』!? ジャパンネット銀行の小村社長を直撃した!!
そのかわり、ボールを振ってはだめだし、あるいは大振りばっかりしていてもだめですけれども、まずバットを振るということと、打率は2割あったらいいと、そう思っています。ただし、8割の失敗の部分については、出血を抑えるためにはどうすればいいかをきちんと考えておかなければいけません。
――ヒットを打つにはどうすればいいのでしょうか?
社内を説得できるような材料を揃え、お客様のニーズをきちんと把握し、法律上の問題もクリアして、収益が一定程度は見込めて、という条件がそろえば、文句のつけようはないと思います。
○新銀行設立にあたっての、金融監督庁(現金融庁)とのやり取りとは?
――小村社長は、新しいネット専業銀行にはどういうビジョンを持っていらっしゃったのでしょうか?
コンビニのような銀行を目指していましたので、預金、無担保ローン、決済、この3点でよく使ってもらえる銀行というビジョンを持っていました。
――2000年10月に開業に至ったわけですが、新しい銀行を作るということで、金融監督庁(現金融庁)との折衝は大変でしたか?
銀行免許ですか。
――はい。新しい銀行をつくる上で、どの辺が金融監督庁(現金融庁)