2015年5月22日 10:20
Facebookで差をつけろ! 成功例に学ぶマーケティングの極意 (1) "マジ価値マーケティング"を推進するクラウド会計ソフト「freee」の場合
freeeは中小企業や個人事業主などスモールビジネスユーザーをターゲットに、クラウド会計ソフトを展開するスタートアップ企業。サービスリリースから、わずか2年で30万事業所が利用するサービスへと急成長を遂げ、クラウド会計ソフトではナンバーワンのシェアを獲得しているとの調査結果もある。
Webマーケティング自体もそうだが、FacebookなどのSNSはBtoCのコミュニケーションに活用されるケースが多く、BtoBについてはまだほとんど活用事例がない。その中にあってもfreeeは、FacebookをBtoBのコミュニケーションに積極的に活用。ターゲットである中小企業の経営者や個人事業主などに確実にリーチし、クチコミを通じて多くの新規顧客を獲得している。同社ではFacebookをどのように活用、運営しているのか、マーケティング担当者を取材した。
○役立つ情報を発信し続ければ、リーチは自然と伸びていく
クラウド会計ソフトという商材が、オンラインマーケティングと相性が良いことは容易に想像がつくが、同社のマーケティングプランはオンラインのみに偏重されていない。
「前例のないことや、既存の枠にとらわれないことをやっていこうというのが、うちのマーケティングの基本的な考え方なんです」