Photoshopの父 トーマス・ノール氏が"かすみ"を補正する新機能を語る-今も進化を続ける写真補正への情熱
元来コードは同じですので、機能も完全に同一です」と解説した。なお、LightroomとCamera Rawは、今後のアップデートも現像に関しての新機能は同期されるとのことだ。
○Photoshopを生んだノール氏がよく使う機能
ここで、フォトグラファーとしても活動するノール氏に、自身がRAW現像を行う際によく使うお気に入りの機能はどんなものかを質問したところ、前回のアップデートで搭載されたばかりの新機能「写真を結合(パノラマ)」という回答が返ってきた。「写真を結合する前に、個々の写真に対して補正しなくても済む」というのが理由のようだ。同氏はこの機能が搭載されて以来、パノラマ写真を撮る機会が増えたということだ。
さらに、将来的に搭載されるかどうかは別として、ひとりのフォトグラファーとしてLightroomに搭載してほしいと思う機能は何か?という問いに対しては、「現在のLightroomでは弱みとなっている"ぶれの軽減"です。それもRAWレベルで行えるのならば非常に興味深いです」と語った。すかさず「もちろん、"デヘイズ"もとても楽しみですよ」と次期バージョンに搭載予定の「デヘイズ」機能についてもアピールした。