くらし情報『喫煙・タバコへの世界的な取り組み - WHOが実施する「世界禁煙デー」』

喫煙・タバコへの世界的な取り組み - WHOが実施する「世界禁煙デー」

中毒になりやすい若年層も、長いあいだ業界のターゲットとされてきました。若者を喫煙という悪習慣から守ることができれば、後年中毒になるリスクは大幅に縮小します。

もしすでに喫煙の習慣があるなら、『止めること』です。医療・保健機関のプロに禁煙方法を相談してください。あなたの命にかかわることですから。

安全な喫煙場所などありえません。日本ではときどき、別の部屋で吸えば大丈夫というような認識があるようですが、煙は必ず室内を循環します。まわりの人も巻き添えになります。
本当に、その害は強調してもしきれないほどです。

日本において、公共の場での喫煙についての法制度が整っている県は現在、兵庫と神奈川の2県だけです。日本でスモーク・フリー環境を実現するためには、法律が改善されなければなりません」

――ありがとうございました。

世界的に見ると、喫煙による害で毎年600万人が命を落としている。その10%以上が非喫煙者だ。6秒ごとに約1名がタバコの害で亡くなっており、これは成人の死亡件数の約1割にあたる。

私たちが今、行動を起こさなければ、2030年までにその数は800万人になるといわれている。「世界禁煙デー」

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