人に聞けない相続の話 (12) 30歳年下の女性と再婚、なぜ遺言を残さなければいけない?
と言われず、良好な関係を築けたりします。
生命保険を利用するのも良い方法だと思います。
本ケースとは違いますが、相続で一番揉めるのは、前妻の子供と後妻(及び後妻の子供)の遺産分割のケースです。
まともに話し合いが出来る方が少ないと思います。
母親が違う相続人がいたり、父親が違う相続人がいる場合には、必ず遺言書を残し、遺産分割の話し合いをさせないようにしましょう。
その際は、遺留分の減殺請求が起きないように遺留分に配慮しましょう。
遺産分割の話し合いが無ければ揉める事はありません。
究極の相続対策は、遺産分割の話し合いをさせない事。
遺言は、大切な家族への最後の愛情表現です。
12回にわたり、「人に聞けない相続の話」を連載させていただきまして、ありがとうございました。
勤勉な日本人には、自分を犠牲にして仕事をされる方がたくさんいらっしゃいます。
お金や名誉のためという部分もあるでしょうが、究極的には家族のために仕事をされていると思います。
その様な方が、お亡くなりなり家族が揉めてしまうと、家族のために自分を犠牲にして働き築いた財産で、大切な家族が揉める事になり、その人の人生が台無しになってしまいます。