2015年5月25日 13:34
新ブラウザ「Vivaldi」の挑戦 - 狙うは1000万のOpera 12ユーザ
それでは、どのような方法で収益を得ようと考えていますか?
冨田氏: ブラウザの収益モデルは基本的に検索エンジンとのシェアが一番大きな柱になりますので、まずはそこを押さえる必要があります。あとは、eコマース系のサイトとのシェアですね。ユーザ数が見えてくれば収益も想定できますし、いいモノを作ってユーザがついてくれればユーザ数で収益を見通すことができるので、実はあまり心配してないです。
これは後付けで言ってることなんですが、今のブラウザに満足していないユーザを何とかしたいというエモーショナルな理由が第一です。ユーザが満足する、よいブラウザを作ることが最優先課題です。
○テッツナー氏が使えるメーラがない!?
後藤: 確かにここ1、2年、情報ジャンキーとしてはデスクトップ向けのOperaはあまり面白くないんですよね。4、5年前のOperaにはワクワク感があったというか、「一番最初にはっちゃけてくれるだろう、このブラウザは」みたいな期待感が常にありましたが、Chromeが出始めた辺りから、どんどん保守的になっていった感じがするんですよ。それはユーザも望んでいなくて、"海を渡る気合いを見せてくれる"CEOがいるほうがおもしろかったんです。