くらし情報『美人でもハンサムでもない「普通の人」を撮る写真家・Joan Canto氏「一番売れている写真を撮ろうとする人は成功しない」』

2015年5月26日 15:33

美人でもハンサムでもない「普通の人」を撮る写真家・Joan Canto氏「一番売れている写真を撮ろうとする人は成功しない」

は、世界中の"リアル"な人々の顔を撮影するというもの。彼のプロジェクトでは美醜や表情を問わず、非常に多様な人種、性別、表情の人々の写真を見ることができる。このプロジェクトを、なぜ彼は始めようと思ったのか。

Joan氏:

このプロジェクトを始めた当時、iStockでも「顔」といえば「綺麗な人、かっこいい人の写真」がトレンドだった。でも、僕はそれではつまらないと思ったんだ。

僕は、自身のプロジェクトの被写体を、あえて「ugly people(醜い人々)」と呼んでいるんだけど(笑)。それは、綺麗なモデルではなく「一般の人」という意味。最初は自分の家族や友人、知り合いの顔を撮っていたんだけど、撮り続けているうちに、その"普通の感じ"がいつのまにか、写真として必要とされるようになったんだ。
計画的にそうしたというわけじゃなく、偶然そうなったんだよ。

確かに、彼のiStockページを見ると「美人」「ハンサム」とは言い難い、ごく普通の人の笑顔が多くを占める。top10のうちの5人くらいが彼の住む町の住人だというが、そこに違和感はなく、むしろ親近感が湧いてくるから不思議だ。

Joan氏はかれこれ7年間一般の人を撮り続けているが、そうして感じているのはやはり、「今はもう亡くなった人がいるということ」

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.