2015年5月26日 15:33
美人でもハンサムでもない「普通の人」を撮る写真家・Joan Canto氏「一番売れている写真を撮ろうとする人は成功しない」
Joan氏:
一番売れている写真を調べて、「それを撮ろう」と取り組む人は成功しないと思う。写真は自分なりの方法で撮って、自分でその価値を高めていくものだから。
僕に関して言えばポートレートだったけれど、花を撮るのが好きだったり、ファッションだったりランドスケープだったり、まずは「売れるもの」ではく、自分が「撮りたいもの」を撮ってほしい。それが自分の個性につながっていくし、そういったスタイルを作り出すことが、フォトグラファーとして大切だと思う。
需要と供給にはバランスがあるけれど、供給があってはじめてそこに需要が生まれる。
そんな「逆転の発想」も悪くないんじゃないかな。
Joan氏が好きで撮り始めた一般の人のポートレート写真は、今や国際的企業やビックブランドで使われるようになっている。そしてそこから自然とステップアップし、今ではフォトグラファーとしてオファーが来るようになったとJoan氏は語る。
「最近ではプロフェッショナルのモデルを使って『素人っぽい表情で撮影して』ってオファーがくるんだよ(笑)まさに「逆転の発想」だね! 実際、素人を撮影するより、プロの方が本当はずっと楽なのさ。でもそれが僕のスタイルだから」とJoan氏はまた舌を出した。
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