くらし情報『どこでもサイエンス (51) 冥王星まめちしき10連発(ビフォー編)』

2015年5月27日 10:00

どこでもサイエンス (51) 冥王星まめちしき10連発(ビフォー編)

が、これはうまいこと避けられるのでございます。というのは、冥王星が海王星軌道との交差点にさしかかるころには、海王星はその近所にいないのですね。公転の周期が3:2になっているためです。「赤い惑星」さんの説明がわかりやすいですよ。

○7. とても暗い星、見つけたのは写真とアニメの技術

冥王星の明るさは13~14等級程度です。これは、肉眼で見える一番暗い星の1000分の1というレベル。望遠鏡だと光を集めるレンズの直径が25cm以上は必要です。そんな暗い星を見つける決め手になったのは、写真とアニメの技術。
2枚の写真を交互に見比べ、変化を調べる、つまりは2コマの動画にする機械(ブリンク・コンパレータ)が活躍したのだそうです。アニメのキャラの名前の由来の星は、アニメの技術によって発見されたのでございますー。

○8. だんだん小さくなる冥王星
冥王星は当初、地球と同じくらいの重さがあり、大きさもそう変わらないと考えられていました。ところが、調べるために見積りが小さくなり。いまでは、地球の5分の1の大きさ(月が4分の1なので、月より小さい)、重さは地球の500分の1であることがわかっています。なんでかというと、冥王星が予想以上に白くて、大きさの割に目立っていた(明るかった)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.