くらし情報『「de:code 2015」ラウンドテーブル - Build 2015でスクエニのリアルタイムCG技術デモを披露した理由』

2015年5月27日 20:49

「de:code 2015」ラウンドテーブル - Build 2015でスクエニのリアルタイムCG技術デモを披露した理由

にも同等の本数を描画し、そのポリゴン数は600万本に及ぶ。女性の首回りにあるファーは200万ポリゴン、その他の体やアクセサリーといったパーツに300万ポリゴンを当てている。

アグニに対するシャドーにも600万ポリゴンを使っているため、キャラクターだけでもトータル1,700万ポリゴン、背景ライティングパスにも1,100万ポリゴンを使っているそうだ。このような個人では手の届かないレベルのCGを、前述したPCでリアルタイム描画できるかチャレンジするのが、本デモンストレーションの目的という。なお、内部的(デバイスに送信するレンダリングターゲット)は4K映像で処理し、実際の出力は2K(フルHD)だ。

田畑氏は、詳細を5月27日のブレイクアウトセッションで述べると前置きしながらも、スクウェア・エニックスだけで実現することは難しかったため、最先端のソフトウェア(=Microsoft)とハードウェア(=NVIDIA)が共同で取り組んだ技術的成果であると強調した。プロジェクト自体は2014年12月頃にスクウェア・エニックス社内で始まり、日本マイクロソフトやNVIDIAへほぼ同じタイミングで声をかけたという。

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