くらし情報『東京都・原宿で、浮世絵に描かれた"悪人"の魅力を探る「江戸の悪」展を開催』

2015年5月28日 13:07

東京都・原宿で、浮世絵に描かれた"悪人"の魅力を探る「江戸の悪」展を開催

東京都・原宿で、浮世絵に描かれた"悪人"の魅力を探る「江戸の悪」展を開催
東京都・原宿の太田記念美術館は、実在した悪人から物語に登場する架空の人物まで、浮世絵に描かれた悪人たちに焦点をあてた企画展「江戸の悪」を開催する。会期は6月2日~6月26日(月曜休館)。開館時間は10:30~17:30。入館料は一般700円、大高生500円、中学生以下無料。

同展は、さまざまな悪人たちが描かれた浮世絵から、江戸を生きた人々を魅了した「悪」を探る展覧会。現代でも、テレビドラマや映画、小説などで、悪役は時に主人公を凌ぐほどの魅力をはなつことが少なくないように、江戸の人々もすでにこの「悪」の持つ底知れぬ魅力に気付いており、例えば、世間を騒がせた大盗賊が市中引き回しになると、その姿を一目見ようと街道は群衆で埋め尽くされたという。また、元禄赤穂事件などの大事件が起きると、すぐさま事件は芝居に移され、吉良上野介は悪の権化としてのイメージを定着させていく。幕末には、盗賊や小悪党が主人公の舞台が人気を呼んだということだ。
同展では、石川五右衛門、鼠小僧次郎吉などの大盗賊、幡随院長兵衛などの侠客、吉良上野介などの歴史上の人物、悪女、小悪党、悪の妖術使いなど、実在した悪人から物語に登場する架空の人物まで、江戸の人々が好奇心を抱き、時に酔いしれた様々な「悪」

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