2015年5月29日 14:11
インテル平野氏が語ったIoTビジネス拡大に欠かせない4つのポイント
たとえば、ETSIへのNFV技術、OpenStackへのOpenStack Orchestration技術、cephへのDistributed Unified Storage技術などだ。このほか、Open DaylightやIETF、ONF、DPDK.org、Open vSwitchなどにもコードを提供している。
3つめのエコシステムについては、インテル ネットワーク・ビルダーズ・プログラムというパートナー向けプログラムで協業関係を強化している。通信事業者やデータセンター事業者向けにツールやトレーニングの提供を行ったり、共同実験、共同ソリューション開発を行うものだ。2013年に発足し、現在135社のパートナーが参加する。今年末には175社の参加が見込まれているという。
4つのめのビジネスは、NFV/SDNに関してこれまで30件以上のパイロット検証を実施し、いよいよ商用利用の段階に入ってきたことを紹介した。最新の通信事業者向けNFVのケースでは、x86サーバなどの標準ハードウェアを使い、機能に応じて自動でハードウェアがプロビジョニングされるような環境を実現できているという。
最後に平野氏は、「モバイル、スマートフォンが普及し、これからはIoTが市場を牽引していく。