くらし情報『面倒くさいという気持ちはブラック企業の恰好の餌食? - サイレントマジョリティOLの実態』

2015年5月30日 11:00

面倒くさいという気持ちはブラック企業の恰好の餌食? - サイレントマジョリティOLの実態

ひとつは、会社に抗ったり交渉して労働環境を良くすることと、自分が言われたことに従うことを天秤にかけて、従うほうが心理的コストもかからないし楽だと思ってしまう人。そして、もうひとつの特徴は、会社の慣習に慣れすぎて、自分の働き方が、そもそもおかしいのかどうかも考えていない人ではないかと思います。

確かに、会社で、上司や経営者から言われたことにいちいち抗っていると、職場の空気を乱してしまいかねません。それが嫌で、自分だけが耐えればなんとかなる。と思う人もいることでしょう。

何もかもに疑問を持つ必要はないと思いますが、あまりにもおかしかったら、面倒くさがらずに動いてみることも必要かもしれません。その見極めもまた難しいのですが……。西森路代
ライター。
地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トークラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。

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