くらし情報『偉い人が昔の自慢話ばかりしてしまうのはなぜ? 対処法は?』

2015年6月3日 07:30

偉い人が昔の自慢話ばかりしてしまうのはなぜ? 対処法は?

――昔の自慢話をしているとき、どういった心理状態なのでしょうか?

今の自分を認めてほしい・尊敬されたい・相手より優位な立場に立ちたいといった気持ちが強くなっていると考えられます。

自信を回復しようとしたり、相手よりも強い立場に立とうとしているとき・相手に好かれたいといった時に「自分だって本当はすごかったんだ」ということを伝えようとする傾向が出てきやすいんですよ。

合コンでも気に入られたい相手に対して自慢話をしてしまう人も同様ですね。たとえば現在の地位ではなく学歴に拘っていたり、過去に就いたポジション・仕事の内容・実績と言ったものを繰り返し持ち出す場合は今の自分にあまり満足していない可能性があるのです。

――昔の話をしないようにしむける方法などで、有効なものはありますか?

話をそらすとより「尊重されていない」と感じて相手が不満を抱いたりしつこくなる可能性がありますから、最近の相手の言動や何気ないことに触れて「すごいですよね」「頼りになります」といった相手を認める言葉をかけるといいのではないでしょうか。むやみやたらに持ち上げる必要はありませんが、否定的になるよりは肯定する形をとる方が関係はスムーズになりますし、好意的な関係が築けるでしょう。

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