くらし情報『日本茶の茶器のデザイン、どう思う? - 日本在住の外国人に聞いてみた!』

2015年6月10日 12:00

日本茶の茶器のデザイン、どう思う? - 日本在住の外国人に聞いてみた!

高い評価が全体を占める結果に。中でも「わびさび」、「素朴」、「落ち着いた色」など日本の文化や個性を通しての感想が目立ちました。

「日本茶」とは一般的に緑茶を指す言葉。「蒸して」熱を加えて酸化や発酵を止め、大体は揉んでから乾燥させるという日本独自の方法です。玉露や煎茶、番茶(ほうじ茶、玄米茶)、抹茶などがあり、器もその種類ごとに使い分けるのが一般的。例えば、高級な玉露は小さめの急須に湯呑み茶碗、日常向けの番茶は大きめの土瓶と手に熱さが伝わりにくい厚手の湯呑み茶碗など…。これは、玉露は低温の湯で入れ少量を味わうので緑の色を透けさせる薄造りの磁器、番茶は熱湯でサッと入れ香ばしさを楽しむため土の質感が残る陶器が向いているなど、そのお茶をおいしく飲む作法との関連性も大きいのです(渋い、落ち着いた色、素朴な印象はこちらでしょう)が多いです。ちなみに常滑焼の急須は酸化鉄を多く含んだ土で製造するため、お茶のタンニンと反応して苦みが取れ、味がまろやかになるという効果もあるそうですよ。

■日本っぽくてよいと思う。(アルゼンチン/30代前半/男性)
■伝統を感じさせるのでいいと思います。(ブラジル/20代後半/男性)

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