カイメン中の共生微生物の生産能力には非常に可能性がある - 東大など
今回の研究では、日本を含む世界各地に生息するカイメンについても内在する微生物の16S rRNA遺伝子を調べ、Entotheonellaが数多くのカイメン中に広く存在することを明らかにした。
それぞれのEntotheonellaがどのような化合物を生産しているか、その詳細はまだにわかっていないが、その化合物生産能力の高さからEntotheonellaひいてはカイメン共生微生物が新たな生物資源として、創薬研究などに有効活用できる可能性があるとしている。