くらし情報『「一帯一路」構想による経済波及効果が期待される中国』

「一帯一路」構想による経済波及効果が期待される中国

の締結を進める方針を明らかにしています。なお、中国のシルクロード経済圏との年間貿易額は約10年で2倍以上になると期待されています。

中国は、「一帯一路」構想に伴なうインフラ開発を資金面で支援するため、昨年末に約4.5兆円のシルクロード基金を独自に創設し、4月には初めての案件としてパキスタンの水力発電所の建設に投資すると発表しました。また、世界銀行やアジア開発銀行(ADB)に続く国際機関として、現在アジア諸国や豪州、英国など57ヵ国が参加を表明するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立準備を進めており、2015年中に正式に始動させ、インフラ整備の後押しの一助とする方針です。今後、シルクロード基金やAIIBによるインフラ整備支援計画が明確化し、「一帯一路」構想の実現性が高まるにつれ、中国への波及効果に対する期待も高まるものと見込まれます。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)

(2015年6月17日 日興アセットマネジメント作成)

●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」

※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。

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