鈴木勝吾、コロナ禍で生まれた組み合わせに感じる縁…久々出演の「薄ミュ」愛される理由は?
本当に「この作品をどう届けるか」ということを、すごく考えながら作っていたんです。今、30歳前後の僕達が、すごく血気盛んな若い頃に、時代と戦うキャラクターと自分達とを重ねながら作ってきた作品だから、それ故に、より愛が強いのかもしれません。世間からすべてを受け入れていただける時代ではない時に、その狭間で戦って、思いを寄せあって作っていた感覚があります。
——今はまた時代の流れの中で、とらえられ方も変わってきているように感じますか?
そう思います。だから、すごく不思議です。「2.5次元」という言葉が世間に受け入れられている時代に変わって、どういう見え方になるんだろう? 僕自身「どうなるんだろう」と言いつつも、見える景色が希望であったらいいなという気持ちでいます。ずっと愛してくれている方がいるからこそ公演ができるわけですし、今回作詞・脚本・演出が西田(大輔)さんになり、新しい挑戦で進化していけるのではないかと。○■ニュー土方との対決が楽しみ
——今回共演される方については、どのような印象ですか? 今までに共演された方もいるかと思いますが。
(井俣)太良さんはずっと新選組の近藤局長でいてくれているので、1番の柱なのかなという気がしています。