2015年6月25日 01:01
東京都・戸越の煙立つスタミナグルメ「スタミナじゅうじゅう焼き」って?
そんな千徳店長に「スタミナじゅうじゅう焼き」の由来を聞いてみると、「先代の店長である父が、東中野の『大盛軒』という店で働いていて。そこの名物が『鉄板麺』というメニューなんですけど、父が独立した際に『スタミナじゅうじゅう焼き』と名づけ直したんです。スタミナっていっても生卵が入っているだけ。父が子供のころってやっぱ生卵が貴重だったらしく、食べたら精がつくって信じられていたんですよ。昭和っぽいですよね(笑)」。
いや、分かる。れっきとした昭和生まれ、昭和育ちの記者からしてみたら、それだけでもうスタミナ! では早速、半ラーメンとライスがセットになっている「スタミナじゅうじゅう焼きセット」(940円)と、あわせて人気という「ジャンボ餃子」(300円)をオーダー。
○カメラのレンズが曇るほどの猛烈な蒸気
準備してもらっている間にカウンターで目に付いたのがドデカいタバスコの瓶。
中華料理屋にタバスコとはかなり珍しい……。「そのタバスコは『スタミナじゅうじゅう焼き』に掛けるとまた風味が変わっておいしいんですよ。緑の瓶はハラペーニョ。赤より酸味とハーブのような風味があるので、さっぱりと食べたいときにオススメです」。