2015年6月25日 20:36
「HBMは世界を変える」 - 日本AMDがRadeon R9 Fury発表記念イベントを開催
の採用だ。HBMはDRAMダイを積層したもので、インターポーザーを介してGPUと接続する。メモリのバス幅は4,096bitと従来のGDDR5と桁外れでその分、メモリクロックを下げることができる。さらにGPUとグラフィックスメモリを同一パッケージに収めることでカード自体の小型化も実現できる。
"Fiji"を採用した製品として「Radeon R9 Fury X」のほか、「Radeon R9 Fury」「Radeon R9 Nano」「dual "Fiji"(名称不明)」の合計4モデルが投入される。「Radeon R9 Fury X」は冷却に水冷ユニットを採用したハイエンドモデル。「Radeon R9 Fury」は空冷モデル、「Radeon R9 Nano」は6インチのコンパクトモデル、「dual "Fiji"(名称不明)」はその名の通り、2つの"Fiji"チップを搭載したデュアルGPUモデルとなっている。説明会では、「Radeon R9 Nano」についても軽く説明があった。
「Radeon R9 Nano」はHBMの採用による基板の小型化を最大限に活用したモデルといえる。詳細なスペックは公開されていないが、小型モデルながら「エンスージアスト向け」