くらし情報『キヤノン「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」技術説明会 - 人気写真家の米美知子氏が高解像モンスターを語る』

2015年6月26日 00:00

キヤノン「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」技術説明会 - 人気写真家の米美知子氏が高解像モンスターを語る

次に、キヤノン イメージコミュニケーション事業本部 ICP第二開発センター 上席担当部長である松本俊郎氏が、EOS 5DsおよびEOS 5Ds Rにおける技術について解説した。

EOS 5DsとEOS 5Ds Rは、EOS 5D Mark IIIの2,230万画素に対し、2倍以上である5,060万画素のセンサーを搭載しているため、そのセンサーのパフォーマンスを引き出すべく、新しい技術を惜しげなく投入している。圧倒的な情報量を瞬時に処理するために、画像エンジンを「デュアル DIGIC 6」構成にしたのもそうであるが、一番注目すべき点はミラー制御システムである。

従来まではバネの力でミラーアップ/ダウンをさせていたのだが、EOS 5Dsではモーターとカムでミラーを動かす方法に変更。これにより、ミラーがストッパー材にぶつかって発生していた衝撃を抑えることに成功している。また、シャッターも羽根が走行する時に振動が起きるが、そちらも超ジュラルミン材を用いるなどして抑制しているそうだ。「数値は公表できないので、あくまでイメージとしてですが……」と松本氏が前置きした上で語ったところによると、EOS 5DsはEOS 5D Mark IIIと比べて画素ピッチが細かくなっているので同じ振動でもズレ幅が大きくなるため、振動を約3分の2に抑えなくては高画質を維持できない。

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