キヤノン「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」技術説明会 - 人気写真家の米美知子氏が高解像モンスターを語る
そこで、上記のようにカメラ全体の剛性や仕組み抜本的に見直して振動を抑制、その結果として振動ブレをEOS 5D Mark IIIの半分くらいに抑えることができたそうだ。
とにかく、「振動対策を徹底的に!」と語っていたのが印象的だった。
●米美知子氏が語るEOS 5Ds Rの使用感
○米美知子氏が語るEOS 5Ds Rの使用感
最後に登壇したのは、スペシャルゲストとして呼ばれた風景写真家の米美知子氏。EOS 5Ds Rを持って現場でどう撮ったのか、どう優れているのかを使用感を含めて語ってくれた。
「ブレは大丈夫でしたか?」
EOS 5Ds Rを使って、キャノンの担当者や雑誌編集者に真っ先に聞かれたのはブレについて。普段からジッツォの3型の三脚にハスキーの雲台をのせて、シャッターはミラーアップしてレリーズを使うといったスタイルだったので、そのあたりはほとんど気にならなかったそうだ。
「普段から三脚を使って、レリーズを使って、風がやむのをまって、足場を気にして撮っている人であれば大丈夫」とのことで、しっかりと固定されていれば過度な心配は必要ないと言えるようだ。米氏自身も今までの撮影スタイルを変えることなく、EOS 5D Mark IIIで撮影していた時と同様に扱えたとのこと。