2015年6月29日 12:27
アフラックの高校生向け奨学金制度、2015年度はがん遺児ら141人が決定
アフラック(アメリカンファミリー生命保険)は26日、社会貢献の一環として運営している高校生を対象とした奨学金制度の2015年度の新規奨学生が決定したと発表した。決定人数は「アフラックがん遺児奨学金」で121名、「アフラック小児がん経験者奨学金」で20名の合計141名となった。
○これまでに2,220名の高校生を支援
1995年の制度設立以来、奨学生の総数は2,020名となり、奨学金給付額は累計で13億円を超えた。
「アフラックがん遺児奨学金」
「がん」で主たる生計維持者を亡くし、経済的理由から修学の機会が狭められている高校生への支援を目的とした奨学金制度。2015年度の募集には、全国から267名の応募があり、このうち121名を新規奨学生として決定した
「アフラック小児がん経験者奨学金」
小児がんを患った経験を持つ高校生への支援を目的とした制度。全国から79名の応募があり、20名を新規奨学生として決定した
2015年度の応募者346名のうち、がん遺児奨学金では約9割が母子世帯。また、小児がん経験者奨学金では4割以上が母子世帯で、現在も継続的な治療を受けている子どもたちは約4割を占めている。