くらし情報『クリエイターが語る「Photoshopと私」 (13) グラフィック/アートコレクティブ「NAM」 グラフィックデザイナー・中沢貴之さん & フォトグラファー・間仲宇さん』

2015年7月2日 18:08

クリエイターが語る「Photoshopと私」 (13) グラフィック/アートコレクティブ「NAM」 グラフィックデザイナー・中沢貴之さん & フォトグラファー・間仲宇さん

まさに、あの映画の猿人の様な状態でした。

間仲さん: まだ学生の頃に、授業で体験したのが初めてでした、バージョンは覚えていないのですが、まだフィルム撮影全盛のころなので、撮影したフィルムをスキャンして出力して…と、アナログより手間と時間がかかる、そんな印象でした。ですが、クオリティーの高いデジタルカメラの登場で、一気にPhotoshopユーザーになりました。

――普段の業務・活動におけるPhotoshopの使い方を教えてください。

中沢さん: NAMにおいては、主にカンプの制作で使用します。「最終イメージの確認」、「細部を含めた美術の発注」、「セットアップ時の設営スタッフとの意思疎通」などの進行がスムーズになるため、最近では緻密なカンプ制作が必要不可欠になりつつあります。

また、各工程においてシュミレートすることで、私自身がビジュアルを把握することにもつながっています。現場で詳細なカンプに全てを引っぱられたくはないけれど、事前の極限までいったん詰める作業が、ビジュアルを作る上で思考に深みを与えてくれるんです。
矛盾した言い方になってしまうのですが(笑)

間仲さん: 主に撮影後の写真をフィニッシュに向けて、ブローアップするために使用させていただいています、"Photoshopにどれだけ頼らずに良い写真を撮影できるか?"がポイントだったりするのですが、現場の状況に応じて後処理で対応した方が良い場合も多く、いつも助けてもらっています。

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