2015年7月3日 12:00
ユーザー向け広告は、出していない - Wantedlyのマーケティング戦略
ということを理解してもらい、利用に繋げなければいけません。ですから、採用担当者の獲得には予算を投じています。
―― ターゲットとなる採用担当者(企業)には、何か傾向がありますか?
生熊氏 : 検討期間が長いことでしょうか。大企業であればあるほど、新たな採用ツールを導入するハードルは高くなります。リターゲティングなどの広告に接触後、一日以上経ってから登録する企業が半分以上。長いと一年半後くらいに登録するケースもあり、広告を見てすぐに行動する企業は少数派です。
この傾向を考慮し、見込みの高い企業とさまざまな場所で長く接点を持てるよう、Facebook広告やYDN・GDNのリターゲティング広告など、訴求別に数パターンずつ展開しています。3,4本ある "鉄板" のクリエイティブに新規のものを加えてA/Bテストしながら、CTR/CVRを指標として見た上で、効果の高いものを残していくというやり方を採用しています。
ターゲティングが狭いサービスのため、SEMのほか、ユーザーIDベースでのリターゲティング広告をクロススクリーンで配信できるFacebook広告で新規獲得することが多いですね。
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