くらし情報『物流会社は、一緒にブランドを作るチームだ - kate spadeの事例』

2015年7月17日 12:00

物流会社は、一緒にブランドを作るチームだ - kate spadeの事例

これにより日本法人も、お客様が米国で商品を購入するのと同じブランド体験を日本でも実現するため、米本社の100%子会社となりました」と振り返るのは、ケイト・スペード ジャパン コマーシャルオペレーション部にてディレクターを務める岩下佳正氏だ。

これに伴い、同社のERPを含めた全システムの刷新が決定。当然のことながら、物流システムも新しいものへ変更することとなり、2013年8月から新しい物流パートナーの選定を開始し、複数の企業から提案を受けた。その4カ月後となる2013年12月、DHLサプライチェーン(以下、DHL)を採用することが決まった。

○KPIを設け、物流業務を定量的に評価

DHLと聞いて、黄色に赤い文字のロゴと「国際物流」を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。しかし、国際物流はグループ企業の一部にすぎない。元は、ドイツで郵便事業を提供するDeutsche Post DHLからスタート。その下に、DHLエクスプレスの名で知られるディー・エイチ・エル・ジャパンや、国際航空・海上貨物のDHLグローバルフォワーディング、倉庫業務・国内発送を受け持つDHLサプライチェーンが属する。
「日本で物流というと、努力と根性というイメージがありますが、私たちが目指すクライアント企業との関係は、定性的なものではなく、きちんと定量に基づいたものです。

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