くらし情報『JAXA、はやぶさ2が目指す小惑星「1999 JU3」の名称募集の概要を発表』

2015年7月21日 15:52

JAXA、はやぶさ2が目指す小惑星「1999 JU3」の名称募集の概要を発表

小惑星の名称を提案する権利は発見者が持つが、今回の場合はJAXAがLINEARチームに「はやぶさ2」プロジェクトから提案させて欲しいと申し入れをし、了承された。

また、小惑星の名称を考えるにあたり、いくつかの注意点がある。「1999 JU3」が分類される地球接近小惑星(NEO)は、神話から名前をとるのが慣例となっている。神話が日本または海外のものであるかどうかは問われないが、NEOの場合、天地創造や死後の世界に関するものは避けることとされている。ただ、「はやぶさ」がサンプルリターンを行った「イトカワ(日本のロケットの生みの親である糸川英夫 博士にちなむ)」のように、特別な理由があれば神話以外から名付けられる可能性もあるという。

このほかでは、以下のような規則がある。

アルファベットで16文字以下でなければならない
1語であることが望ましい
ラテン文字(英語のアルファベット)で表記できるものでなければならない
Offensive(不快な、感情を害するような、攻撃的な)なものであってはならない
既存の小惑星や天然の衛星と同じまたは似た名前であってはならない
戦争や政治に関連した出来事や人物についての名称は、その出来事が起こってから、あるいはその人物が死亡してから100年を経過する必要がある
ペットの名称は認められない
宣伝となる名称は認められない

こうした規則の詳細については、7月22日13時30分より開設予定の名称案募集用の特設WEBページ内でも説明される予定。

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